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セラミック治療

【50代女性】欠けた前歯を削らず自然に修復|白帯(特有の模様)まで精密に再現したダイレクトボンディング治療

症例概要

患者様 50代女性
主訴 左上の前歯が欠けたので自然に見えるように治して欲しい
診断名 左上第一中切歯(前歯)の破折・欠損
治療内容 レイヤリングダイレクトボンディング
(内部ステインレイヤリング修復/ラバーダム防湿使用)
治療期間 / 通院回数 1回 / 通院回数 2回(事前検診・施術)
治療費用(総額) 34,650円(税込)
(内訳:ダイレクトボンディング 33,000円 + ラバーダム防湿 1,650円)
主なリスク・副作用 ・強い衝撃や硬いものを噛んだ際に、破折や脱離が生じる場合があります。
・プラスチック(レジン)素材のため、経年変化による摩耗や変色が起きる可能性があります。

Before / After

【Before】施術前

欠けた左上の前歯(Before)

左上の前歯の先端が欠けてしまっています。周囲の天然歯には特徴的な「白い帯(白斑・ホワイトスポット)」が入っています。

【After】施術後

ダイレクトボンディング施術後(After)

歯をほとんど削らず、周囲の歯特有の「白帯」や色調・凹凸まで忠実に積層再現。自然な見た目に仕上がりました。


ご来院のきっかけ:「欠けた前歯を、周りの歯になじむように治したい」

50代女性の患者様で、「左上の前歯が欠けてしまった。手で触れても気になるし、見た目も不自然にならないように綺麗に治してほしい」とご相談にお越しいただきました。

お口の中を診査したところ、欠けている左上の前歯だけでなく、隣の歯や右側の同じ位置にある歯には、天然歯特有の「白い帯(白斑)」が特徴的に入っていました。単に一色で穴を埋めるだけでは、周りの歯と色が浮いてしまい、不自然さが残ってしまう状態でした。

診断と治療の選択理由:セラミックか、ダイレクトボンディングか

前歯の形態と色味を綺麗に整える治療法として、「セラミックで被せる治療」と「ダイレクトボンディング(直接樹脂を盛りつける治療)」の2つが検討されます。

【セラミック治療を選択した場合】

全体を覆う被せ物にするため、健常な歯の大部分を削る必要があります。また、治療費の負担も大きくなります。

【ダイレクトボンディングを選択した場合】(当院の提案)

欠けた部分だけを補うため、健康な歯を削る量を最小限(ほぼゼロ)に抑えられます。治療費もセラミックに比べて大幅に抑えることが可能です。

当院では「大切な天然歯を無駄に削りたくない」という基本方針に基づき、今回は歯質の切削量を最小限に抑えられる「レイヤリングダイレクトボンディング」をご提案・実施いたしました。

審美性と形態回復への「こだわり」:特有の「白帯」を再現する精密技法

今回の治療で最も重要だったのが、「左右の歯の対照性(シンメトリー)」と「天然歯特有の模様の再現」です。

内部ステインとカラーレジンによる「白帯」の積層再現

患者様の右側の前歯には綺麗な白帯が入っており、欠けた左側の前歯にも元々ところどころ白帯が存在していました。
そのため、単色のペーストを詰めるのではなく、特殊なカラーレジン(内部ステイン)を用いて人工的に「白い帯」を描き込み、質感の異なる多色のレジンを何層にも重ね合わせる(レイヤリング)ことで、左右が対称に見えるよう形態と色調を精密に回復させました。

湿気・細菌をシャットアウトする「ラバーダム防湿」の使用

ダイレクトボンディングの接着強度と耐久性を最大限に高めるため、治療時にはゴム製のシートで歯を孤立させる「ラバーダム防湿」を実施。呼気や唾液の湿気を遮断した理想的な環境下で接着処置を行うことで、長持ちする美しい修復を実現しています。

担当医からのメッセージ

「欠けた前歯を綺麗に治したいけれど、セラミックにするほど大きく削りたくない」「自分の歯に独特な模様があって自然になじむか不安」というお悩みは非常に多くいただきます。

ダイレクトボンディングであれば、ご自身の健康な歯をほとんど削ることなく、美しい状態を取り戻すことも十分可能です。前歯の欠けてしまった部分や隙間でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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